大切な家族である2頭の愛犬ぽちくん&ちぃこ。 ぽちくん亡きあとひとりっ子になったちぃこのわがままいっぱいな日々をつづる、 「老犬介護な日々」番外編(2008年6月2日夜、ちぃこはぽちくんの住む国へ旅立ちました)。
ちょっといい話
2007年06月24日 (日) | 編集 |
6月24日
首都圏、梅雨らしいじんわりと蒸し暑い日曜日です。
きょうは、犬とは関係ないことなんだけれど、ふっと心に響いたできごとを書きます。

毎週日曜日はバレエのレッスン。けさも朝10時に家を出て、5つ先の駅にあるスタジオへ向かう。
日曜日にしては、電車はちょい混み状態。座席はほとんど埋まり、つり革も半分ぐらいは使用済みといったぐあい。幸い、私は座ることができたので、持っていた本を取り出してのんびり読書。
3つ目の駅で、かなり背の高い男性が乗ってきた。年のころ20代後半か、せいぜい30歳ぐらい? 背が高く、がっしりした体格なだけじゃなく障害がおありの方で、ひときわ人目を引いてしまっていたみたい。

あれは何ていう病名なんだろう。。。多分、足の障害だと思うのだけれど。つえや車いすといった器具を使わずに自力歩行はできるものの、ひざが曲がり、かかとがつかないような状態で歩いている。ああいった障害をお持ちの方、時々見かけることはあるけれど、大抵の場合、どちらかというと背が低く、きゃしゃなタイプが多いような気がするのだけれど、きょう見かけた男性は、何しろ背が高かった。肩幅も広く、がっしりしてはいるものの、やぱり立っているのはつらいみたいで、つり革の上の手すりにしがみつくようにして体を支えている。
彼が立っていた位置は、たまたま私の近くだったけれど、私が座っている座席に背を向ける格好になっていたので、彼の目の前に座っていた女性(20代ぐらい)の反応をじ~っと見ていた。「え、どうしたらいいの?」って感じで、妙に焦点の定まらないような目つきで(笑)、しきりに携帯をのぞき込んだりしている彼女。
「さっさと席譲れよ!」のど元までこみ上げてくる声を抑えている私の視線に気づいたのかどうかはわからないけど、ふっと彼が振り向いた。その視線をとらえて、すばやく立ち上がり、自分が座っていた席を指差しつつ、「どうぞ」と一言。
ほっとした表情の彼、よろよろしながらこちらへ向かってきて、軽く一礼して席へ。。。

と、まぁ、ここまではよくあることだと思います。
でもね、この彼、このあとがちょっと違った。座る前に私に対して「大丈夫ですか?」と一言。
これからバレエのレッスンに向かう私の姿、何をどう見たって、健康そのものにしか見えなかったと思う。にもかかわらず、席を譲った私のことを気づかってくださるなんて……。
正直、こういう体験は初めてだったので、かなりびっくりすると同時に、少々慌ててしまい、「すぐにおりますので」と答えてから、また読書に戻っていった。ほんとは、その場所を離れようかとも思ったんだけれど、何だかそれもわざとらしいような気もして。。。
そして2駅が過ぎ、下車するときに彼のほうをちらっと見たら、私がおりることに気づいた彼も、もう一度深々と頭を下げて、何か言葉を発していた。彼の言葉はよくは聞こえなかったけれど、多分「ありがとう」とか、お礼の言葉だったのではないかと思う。
あぁ、礼儀正しい人だなぁ、障害のある自分に席を譲られるのを当たり前とはせず、常に感謝の心を持っている人なんだなぁと、日曜日の朝っぱらから、ちょっとした人生勉強をさせていただいた気分でした。

一方、平日の夕方、仕事を終えて、勤務先の最寄り駅から地下鉄に乗ったときのこと。
明らかに妊婦さんとわかる女性と何度か同じ車両に乗り合わせたことがあったのだけれど、暗黙の了解とでもいうのか、彼女の姿を見かけると、必ずだれかが席を譲っていた。
そのときの彼女の態度が「譲ってもらって当然」と言わんばかりのもので、見かけるたび、何か釈然としないものを感じていた。
あ、別にね、彼女が偉そうにしていたとか、おじぎもしなかったとか、そういうことではないのよ。譲られるたびに一礼はしていたしね。でもね、何ていうのか、表情とか態度に、きょうの彼に感じたような感謝の気持ちとか、礼儀正しさとか、譲ってくれた人への気づかいとか、そういったささやかな「何か」が感じられなかった。「私は妊娠しているのだから、座る権利がある」とでも言わんばかりというか。。。(ちょっときついかなぁ)
1日の仕事を終えて、だれだって疲れているはず。でも、身重の彼女はもっと大変だろう、席を譲ってあげよう。そのやさしさに対して、もうちょっと感謝の念をあらわすことはできないのかなぁ。。。いつもそんなことを感じていた私。

お年寄りや妊婦さん、障害のある方に席を譲るのは当然のことなのかもしれない。
でもね、「ったく、最近の若い者は……」なんてことを言うご高齢の方に限って、案外、「自分は席を譲られて当然!」という態度をとっていませんか?(笑)
若くても、健康でも、めちゃくちゃつかれていて、どうしても立ち上がれない、「どうぞ」の一言が出てこないことだってあるんですよ。
席を譲られたとき、きょうの彼のようなやさしい言葉、感謝の気持ちをあらわしていただけると、お互いに気持ちよく過ごすことができるものなんですよね。。。
これを「思いやりの心」っていうのでしょうね。皆さん、小さいときにおうちで教わりませんでしたか?(笑)
この気持ちがあれば、日本もこんなにギスギスした国にならなくて済んだかも。。。
3つの言葉
2007年06月19日 (火) | 編集 |
6月19日
首都圏、雨は降らないものの、ここ数日、梅雨時特有のじめ~っとした蒸し暑さが続いておりやす。
愛犬の皆々様の健康状態はいかがでしょうか。
うちのちぃこはおかげさまで、御年11歳というばーさんにもかかわらず、今のところ元気に過ごしております。

さっき、メールチェックしたり、毎日欠かさず読んでいる「老犬おふくさん」のブログを読んでいて、ふっと、ほんとに何の気なしに、久々にぽちくんの「老犬介護な日々」を読んでみました。
そしたら。。。まぁ、予想できたことではあるけれど(笑)、涙が止らなくなってしまいました。あの子と過ごした最後の数ヵ月、あぁ、あんなこともあった、こんなこともあったって、普段はそれほど思い出さないようなささやかなことまで、余りにも鮮明に浮かんできてしまう。
今なお、胸をえぐられるような思いの再現。
でも、その中で、ふと気がつくと、私の中にはほんの3つの言葉しか思い浮かんでこないんだよね。。。

ぽちくん、ありがとう
ぽちくん、ごめんね
ぽちくん、愛してるよ

この3つだけ。
そしてね、気がついたの。
「ありがとう」「ごめんね「愛してるよ」っていう言葉は、亡きぽちくんだけにかける言葉じゃないの。今現在、生きて、私のそばにいてくれるちぃこにも、気がつけば、言葉にすることはなくても、同じ思いを日々抱いているんだよね。

ちぃこ、かあちゃんの子になってくれてありがとう。いつもそばにいてくれてありがとう。
かあちゃん、仕事があるから、いつもひとりぼっちにしているよね。ごめんね、ちぃこ。
ちぃこがハンニャだろうが何だろうが(笑)、かあちゃん、ちぃこのことを愛してるよ。

亡きぽちくんへの思いと、今現在生きているちぃこへの思いは同じなんだなぁ。。。
愛してるよ、ぽちくん&ちぃこ。
20070619201946.jpg
最近、お散歩のたびに「まぁ、かわいい!」って振りかえる人が多いちぃこの「眠りの森の美女」的愛らしさを一挙公開!(爆)


向学心
2007年06月15日 (金) | 編集 |
6月15日
関東地方もいよいよ梅雨入りです。
体中、あっちこっちにふぐあいを抱えるかあちゃんにとっては、過去の古傷がうずくいや~な季節の到来でもあります(笑)。
でもね、実は最近のかあちゃんはとっても向学心旺盛で、わんこ関連の各種おべんきょを始めているのですよ。えへん。

その一環として、昨日は「わんわんマッサージ(仮称)」の講座の説明会に参加してきました。
う~ん、いやしが必要なのは何も人間だけじゃない、人間にいやしを与えているわんこにこそ、いやしが必要なのかも……。そんなことをつくづく感じているかあちゃんにとっては、なかなか良さそうな説明会ではありました。
ぜひこの講座を受講したいとは思うんだけれど、仕事との両立がなかなか難しくてね、早くても10月以降の受講になりそうです。ちょっとでも早く技術を身につけたいとは思うものの、「急がば回れ」とも言いますからね、ま、あせらず、気長に、じっくりとやっていきたいと思います。

とはいえ、10月までの時間をムダに過ごすほど、かあちゃんは無能じゃありませんよ! 現在、「ドッグライフカウンセラー」なる資格の取得を目指して勉強中であります。わはは!
勉強していて、「う~ん、なるほど」と思うことが多々あります。しつけのこと、犬との日常生活のこと、人と犬とかかわり合いのことetc……。
幾つになっても、「勉強する」って大事なことなのね。まさに「目からウロコ」なことが、ほんとにたくさんあります。

こうやって勉強していることを単なる机上の空論で終わらせず、ちぃこの日常生活に役立てていきたいとしみじみ感じているかあちゃんです。
亡きぽちくんにしてあげたくてもできなかったこと、まさにそのことを、ちぃこが元気なうちにやってあげたい。それこそが偽らざるかあちゃんの思いでもあります。。。

20070615213516.jpg
あ~ぁ、かったるいわぁ。
梅雨時なんだから、仕方ないでしょ!

あほちぃこ
2007年06月10日 (日) | 編集 |
6月10日
大変久しぶりの更新です。現在、首都圏は大雨雷雨状態。
我が家のわがままハンニャ姫、内心おびえているのは見え見えなんだけど、必死にそれを隠しつつ、さりげなくかあちゃんにへばりついてくるところが何ともかわいいじゃありませんか(笑)。

前回も書いたように、かあちゃんは相も変わらずテープ起こしの仕事が忙しい。でも、雷が鳴り始めると、作業は一たん中止です。万が一落雷でもあって、パソコンがぶっ壊れると困るからね。
やっと雷も下火になったので、作業再開しようとパソコンを立ち上げ直し、いやいや、でも、その前に、ちぃこが乗っかって乱してくれたベッドを整えようと、タオルケットに手を伸ばしたら、あらら、何よ、ぐっしょり濡れているじゃないの! しかもうす茶色のしみが……(笑)

ちぃこよ、犯人はおまえだよね!
隠したって、かあちゃんにはわかる。まさか天国のぽちくんが今さらお漏らしするはずがない。こんなことするのはおまえしかいないものね。
20070610121616.jpg
だって、怖かったんだもの。。。

そうね、怖かったのね。
かあちゃんにはよくわかってる。でもね、この忙しいときに、しかも大雨が降っているときに、洗濯物ふやさないでよ、あほちぃこ!

ひとしきりぷんぷん腹を立てながらもタオルケットをベッドから引きはがし、洗濯機に放り込もうと階段を下りつつ、ふと笑いがこみ上げてきてしまった。
そういえば、ぽちくんもお漏らししたよなぁ。。。
3年前の夏だったか、私が外出していたときに突然の雷。慌てて帰宅してみたら、リビングに仁王立ちのぽちくん、私の顔を見るなり、なさけな~い顔をして、いきなりジョ~っ! ものすごい量のおしっこをお漏らし……いや、あれはお漏らしなんて生やさしいものじゃなかった(爆)。あ然とする私の目の前で、大量のおしっこを止めることのできないぽちくん。その目はひたすら私のほうに向けられていて、「おかあさん、ごめん……」とでも言いたげな、何ともなさけない表情も終始変わらず。
そのあとのお掃除は大変だったけど、あぁ、怖かったんだろうなぁと思うと、怒るに怒れなかった。

雷が鳴るたびに思い出すぽちくんのエピソード。
きょうもそんなことを思い出しつつ、こそこそと、でもしっかりとかあちゃんのベッドにお漏らししたあほちぃこをしかることもできず、ただただ笑うしかないかあちゃんでした。

20070610122600.jpg
お得意の「我関せず。。。」

かあちゃんは疲労困憊
2007年06月02日 (土) | 編集 |
6月2日
更新をさぼりにさぼっている間に、ふと気がつけば、はや6月です。
今月を過ぎれば、1年の半分は終わっちゃうことになるのよね。
まさに「光陰矢の如し」ですな。
年を重ねれば重ねるほど、この言葉の意味がずっしりと響いてくるような気がするのは……まさか私だけじゃないよね。

前回書いたように、現在、かあちゃんはテープ起こしのお仕事で多忙を極めています。
きょうは土曜日で、派遣のお仕事はもちろんお休み。前々からの予定としては、朝からひたすらテープ起こし作業にいそしむことになっていたんですけどね。。。
朝、「かあちゃん、お散歩!」とせがむちぃこにたたき起こされて、しぶしぶ起床したかあちゃんではありますが、そのあとがよくなかった。
ちぃこのお散歩→ちぃことかあちゃんの朝ご飯→休日恒例のおそうじ・おせんたく。ここまでこなしたのはよかった。
でも、その後、何をどうやってもパソコンを立ち上げる気になれず、よろよろとベッドに潜り込んでしまったかあちゃん。
ちぃこもベッドの下にうずくまり、それを見届けた疲労困憊のかあちゃんはきょう1日、大切な作業をほっぽりだして、ぐーたら過ごす結果になってしまいましたとさ。
20070602202401.jpg
くたばってるわけじゃなく、退屈しまくりのちぃこ。
ごめんね、ちぃこ。でも、かあちゃん、だるくて仕方ないのよ。。。

最近、職場の人間関係でお悩み状態のかあちゃんです。
心身ともにお疲れのときは、こうやってぐーたら過ごす日があっても……たまにはいいよね。。。