大切な家族である2頭の愛犬ぽちくん&ちぃこ。 ぽちくん亡きあとひとりっ子になったちぃこのわがままいっぱいな日々をつづる、 「老犬介護な日々」番外編(2008年6月2日夜、ちぃこはぽちくんの住む国へ旅立ちました)。
安らかにあれ
2013年02月01日 (金) | 編集 |
2月1日

早いもので、2013年も1か月が過ぎてしまいました。
昨年の大晦日に父が亡くなり、あれやこれやの対応に追われ、あわあわとすごしたこの1か月でした。

親が亡くなるってこういうことなのか。。。
今、かあちゃんはそんな思いを日々味わっています。
いるときにはうるさい、うざったい、そんな存在だった父ですが、いなくなって、心にぽっかり穴があいたような。。。
まだ実感がわかないことのほうが多いのですが、ふとした瞬間に、「あぁ、お父さんはもういないんだ」と思うと、胸がつまります。

認知症もあって、入院中は壮大?な妄想を語っていた父ですが(笑)、かあちゃんのことは最後まで気遣ってくれていました。
ある日、病室を訪れたかあちゃんに、父は言いました。
「相棒はどうしてる?」
「相棒」と言われ、かあちゃん、てっきりびーちんのことだと思って、「びーちゃんなら元気にしてるよ」と答えたのですが、父は「びーじゃない、いい人はいないのか?」と。。。
その言葉に、かあちゃん、絶句しました。
いつまでたっても一人でいるだけじゃなく、「人間よりも犬が好き!」と言ってはばからない娘の行く末を案じてのことだったのでしょう。

東日本大震災の時、大雪が降った日、台風による強風で交通機関に乱れが生じた日etc. 
そんな折々には職場に電話して、かあちゃんの安否確認をしようとした父でした。
そんな父に、かあちゃんは「私を幾つだと思っているんだぁ!」と、怒髪天を突いたものでしたが、もうそんなこともないんだと思うと、あんなに怒らなければよかったという気持ちがこみ上げてきてしまいます。

幾つになっても親は親、子は子なんだなぁと、父のあれこれの言動を思い出すにつけ、身に染みて感じるかあちゃんなのです。
幾つになっても心配ばかりかけるできそこない娘のかあちゃんを、父はあちらの世界から苦笑いしながら見ているのでしょうか。。。

父のお葬式のときには、家族もびっくりするくらいたくさんの方々がお別れに来てくださいました。
剣道の教え子、教職にあったときの同僚の先生方や生徒さんたち。。。
最期の時にあって、父の生きざまを改めて感じさせられました。

   除夜の鐘 響く夜空に旅立てる
       父の御霊よ 安らかにあれ